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円とマル

entomaru.exblog.jp

静かな

静かな_d0241656_17492023.jpg


4月に手に入れた藍の糸。

その色に惹かれたはいいが、使い道が決まらず。
時間のある時に触っては遊んでを繰り返しているときに
ふと枯れた草をそこに見つける。

朝早く起きて遊んでいると、いつも静かなものが出来る。
そしてこういう経験は、後の作品に大きく関係してくる。


今日は豆皿を数枚彫った。
と言うよりここ何日かは豆皿ばかりだ。

出展する場所、区画、人の流れを想像すると豆皿が一番映える気がした。
週末の天気は少し不安だが、やるべきことをやるだけ。

明日会場をもう一度見に行こうかな。
# by yoshiaki-tadaki | 2011-08-18 17:50 | つらつら

大型新人

大型新人_d0241656_17312328.jpg


手創り市まであと一週間。

ようやくデスクワークも終わり、昨日からまた制作に没頭。
ある程度の数を持って行きたいので頑張ってましたが、僕は電動工具
なるものをあまり持っていないのでいかんせん時間がかかる‥
ひたすらに手を動かして材を切り、彫る。

楽しい作業だが、効率化をはかるためにベルトサンダーを購入。
うつわの外側などはこれで荒取りできるかな。

やるべきことはいっぱいある。
ラストスパートをかけましょう。
# by yoshiaki-tadaki | 2011-08-14 17:33 | つらつら

棚_d0241656_1845377.jpg


450×300×140


夜が明けた。

テーブルの上で紙を貼り、僅かにはみ出した部分を切る。
気づいたらテーブルに突っ伏していて、いかんいかんと食事をとる。

ちょいと大きめの封筒を抱え、近くの郵便局へ。
静岡で秋に開催される手創り市の申込書を出した。
出展が決まったら今年一番のイベントだ。
心の中で“お願いします”と言い、家路へ。

突然の雨。

びしょ濡れになりながら家に着く。

先日作った棚はとても気に入っている。
なんてことはないけれど、落ちていた枯草を飾れば小さな舞台。

雨上がりの空をみて確認する。

僕が好きな色はこれだ。

自分の中の記憶、経験を頼りに空の色を作った。
塗っては洗い塗っては洗い。

西日が微かに差す棚は、少しだけ明るかった。
# by yoshiaki-tadaki | 2011-08-11 18:06 | もの

ボタン

ボタン_d0241656_21184868.jpg


材質:真鍮

サイズ:12mm程度

真鍮でモノを作る際にでた端材で不定期制作していたボタン

かたてま工房のブログで発表したときは“ボタンっぽい”ものだったけども
ちょっとはボタンになったか?

こうやって廃棄されるはずだったものを拾い上げて、用途を持たせる
うまく言えないけども(バシッと言えない)うつわを作るのとは違う

多分これがデザイン的思考なんだろうな‥って

沢山作れたならば、手創り市にもってこうかな


怒涛の二日間(ひたすらに走りまわってただけな気もするが)が終わり
明日から手創り市に向けて再始動です!
‥が、まず明日は色々買出しに
明日の予定が書かれたかみっぺらを見ながらにやにや

すごく忙しいけれど、好きなものを作れて、悩んで
しかもそれを見せる場があって、話せる

こんなに幸せなことは他に無いと思います

よし、ブログも頻繁に書こう
# by yoshiaki-tadaki | 2011-08-06 21:20 | もの

2011・8月2日 23:46

手創り市の什器について考える。

まあほぼ決まってはいるのだが、しっかり言葉にしてみようと‥


緊張がはしる

その微かな音、空気、視線

これは確信に近い

「彼はこの部屋にいる」

もう存在を感じているのだ、目視したら突きつけられた
現実を受け止めきれるものか

だが確認せねば
危険を回避するにはまず自分が優位に立たねばならない

頭を60°、更に一時の方向に傾ける


対峙

瞳孔が開き、血液が脚に多く流れる
やけに冷静に自分を客観視する

実は、夕方にも物置にある木材を整理中に遭遇してる
一日で二回も、とは辛過ぎる

常に半身を保ちながらゆっくりと距離をとる

しばらく様子をみる

のらりくらりとその巨体を操り、壁を進む

やばい

彼は飛ぶという行為の優先順位が上位だ

生まれて初めて対峙したときから、私はどれほど傾向と対策を考えただろう

もっとも不可解なタイプと遭遇してしまったことに
一種の諦めががよぎったそのとき

まさにそれは一瞬の出来事と呼ぶにふさわしい

彼がぐっと踏み込んだのを感じた私は全力で伏せた

私が床に対して進んだとき(伏せた)彼は私の頭上を通りすぎた


次の瞬間わたしは一目散に走りドアの外に

恐怖だった
まぎれもない恐怖を感じた

これは彼と私の攻防なんかじゃない
あまりに一方的な私の感情なのだ

その後のことは、ここに書き記す必要もないほど
無様なもんである

成人を迎えた男性がただただ逃げ回るのだ

さあ夏が始まった
今年も闘うことのなりそうだ

いま声をあげて叫びたい
こんなときは今っぽい言葉がいい

マジでゴキブリはキツイ

ってやつです



制作の方は順調?です
鬼子母神になるべく多くもっていけるようにがんばります

これから頻繁に制作状況をあげます
# by yoshiaki-tadaki | 2011-08-03 02:40 | つらつら