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円とマル

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2012 4 26

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溝を彫り、丸く刳りぬく。

隙間に、つないだ金属を叩く。
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by yoshiaki-tadaki | 2012-04-26 23:38 | つらつら | Comments(0)

ひとつでいいのさ

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高速バスの車内で、彼女は仕事帰りについて言った。

「端っこ感?が好き」

うんうん、わかる。


ほんの一日、二日間だけ仏師になりたいだなんて思ったことがある。
(全国の仏師さんに誤解のないように‥)

僕は仏像が好きだ。
仏像を見ていると涙が出てくる。
その慈悲の眼差し、愁いを帯びた佇まい‥‥もそうかも
しれないけれど、彫った人の、その取り巻きもすべて消え去り
ただ形として残っている。その事実を目の当たりにして
ただただ救われる気がするのだ。

そんな偶像を残したいと思ったがあっさりと諦めた。
僕は仏像的解釈のあるものでいいと気付いたからだった。

うつわ作ったって箸なきゃくえねえぞ、と箸用に
何本か切り出した材のうち、僕を含めた周りの方々分を
仕上げたあとに残った材八本。

この八本で昨日から一日一簪制作しています。

飾り部分は“仏”ではないけど、まあそんなもんだと。
一人の人間が、適当に、それなりに作るもんだと考えてください。
そして考えて、といいましたが別に気に掛けなくていいです 笑

それを8日間、埼玉の端っこで誰に見せるわけでもなく
本作業の合間に制作します。

この世界を動かす大きななにかには決してなりえないが
ちっぽけなニンゲンが世界の端っこで今日も生きている。

いろんなひとの端っこを思いながら、ひっそりと端っこに生きる。
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by yoshiaki-tadaki | 2012-04-24 02:15 | つらつら | Comments(0)

造る、創る、作る。

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ブログのタイトルといい、記事の題といい。
同じ事を繰り返し言うだけのニンゲン。

ぼくが作れるものは皆さんも作れます。
その皆さんの中に、僕よりも薄く、歪みなく、又はより思い通りに
器や匙、その他諸々を作り出すことができる人が何人存在するのか。
多くの方が居ることと思います。

技術というものの存在に憧れ、嫉妬し、自分を省みて落ち込む。
それが本音でもあります。

人の頭に“創る”限度はないものです。

うつわを彫るためには鑿と言う存在が必要だと知り、
刃を当てながら“彫り方”を知る(生み出すのほうが適切か)

耐水性を持たせたいがために漆に行き着く。
塗りながら、乾かしながら特性を掴む。

現時点で95%は試し→気付き→試しの繰り返しなので
想像力に創造力が何とか追いついている。

昨日、その創造力が足りないことを痛感させられた。

木、という素材に対して僕が行使するものは一般的に刳り物と言われる
ジャンルだろう。

こうしたい!という願望に従い、作業を進めるとまずぶち当たった壁が
手元の道具では理論上作り出せないという事実。

調べて見るとこんな道具あったら‥がすぐ見つかった。

でもこの時点で想像しているのだ。そして現にそれは
夢のロボットの秘密道具ではなくこの世界に存在している。
ならばその想像から創造出来るかな?に一旦シフトする。

案外簡単に道具はできて、成果物の為の道具を創りながらの作業が始まる。

結果一日かけて思いのものは出来たのだけれども
時間がかかりすぎだ。
今度は制作方法を入念に調べていくと、工作機器の存在が。
そんな機械ないわけで全部手彫りですから、、、は言い訳です。

もっと効率よく、無駄なく作る方法があるんだろうなあ。

で、それを技術というのだろう。

壁に当たっては解決し、解決し。
解決とは最近になって知識を得る事ではなく、気付きに変わってきた。

自分でも判っているのだが、鑿の使い方は恐らく正しくない。
でもすんごく扱いやすいやり方で使用しています。
問題も特になし。

これが最近になって不安。
特に今回みたいなサクサク作れない時は、ね。
技術を身に付けないと‥‥。


‥‥これはまとまらない記事になる予感。

結論を言うと、なんだかんだでこの苦しみが楽しい。
どうすれば、どうすればと悩んで手を動かす時間が今は必要。

制作したものを人前に出しているわけなので、
これしか出来なかったは絶対だめです。

機械をほぼ使わずに手を使って制作していることを
声高らかに言いたくはない。
ただ、亀のような速度でも一つ一つのものに
精一杯向き合って制作することに誇りを持ちたい。



最近、記事を書くのが更に下手になった。
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by yoshiaki-tadaki | 2012-04-20 02:34 | つらつら | Comments(0)

気まぐれは出会う

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丸盆

樹種:朴

拭き漆


昨日は川越のうつわノートさんで増渕篤宥さんの展示を拝見した。

均整のとれた形に細やかな紋様。
手でなぞってみては感嘆して、野暮な質問ながら
細かい紋様は大変なんじゃ?なんて聞いてしまった。

増渕さんは気さくな人で、手は大きいです、とかそんなことないよ~なんて。
またまた、と笑ったけれど妙に大変じゃないんだと納得した。
しっかり向き合っている人なんだと。

真摯な作りなだけでなく種類も沢山です。
こんな僕が言うのもなんですが、ご高覧お勧めしたいです。

そんな昨日は短い時間ながら沢山のものをみて、また多くの
出会いもあり、気まぐれに出かけるのも悪くないな、と。
同時に話下手(特に投げ掛けとか)の自分にとって緊張の連続でした。

いい加減ジョークの一つや二つ言えるようにならんと。
焦ってブラックなものばかり‥のパターンも直さないと。

ご報告遅れましたがクラフトフェアまつもとと同時期に開催される
クラフトステーションギャラリー展「てのひらに」に参加させて頂きます。
(フェア当日はあがたの森講堂棟二階でも開催)

有難いことにDM写真を今回撮らせて頂きました
DM届き次第随時お知らせしていきます。
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by yoshiaki-tadaki | 2012-04-16 15:07 | つらつら | Comments(2)

終わって、始まって。

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先日の静岡手創り市にご来場の皆様、ならびにスタッフの皆様
有難う御座いました。
春の訪れはお預けとばかりに強く冷たい風が吹いていましたが
顔がピリリとするほどの日差しでした。

二回目ということもあり展示上の改善点や試したいことをそれなり
出来た二日間でした。
無論次の課題は沢山、です。
真鍮作家ですか?‥‥なんてこともあったり。

決して“準備運動”なんてことではないけれど、今度のまつもとを
少し想定しながらの展示でした。

今回ハッとしたことは“飯”だったなあ。
二日間毎食目をまん丸にしてうまいうまいと言っていた。
特に飲食出展者のご飯。

作っているものは違えど(同じか?)こんな芯の通ったモノを
自分は作れているかと自問した。

ご飯を食べながら作りたいものが浮かぶのも変な話かも
しれないけれど、思ってしまったのだからしょうがない。

まだまだ、まだまだと思える二日間は大いに糧となりました。

※いまさらながら気付いたのですが、連絡先を載せてませんでした。
右上のリンクとか、に掲載しています。

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by yoshiaki-tadaki | 2012-04-12 18:28 | つらつら | Comments(0)

静岡

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ARTS&CRAFT静岡

静岡県護国神社にて明日から二日間参加します。

お誘い合わせの上是非。

いまだにドタバタしながら荷造りしてます。
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by yoshiaki-tadaki | 2012-04-06 20:56 | お知らせ | Comments(0)

探さにゃいかん。

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辞典。

そんじょそこらの辞典じゃない。
衣食住語源辞典(吉田金彦 編)だい。

図書館の保存期限が過ぎたものでもらってきたものですが
なかなか面白い。

鑿〔のみ〕の語源は、穴など深く一ヶ所“のみ”彫る意味だとされる‥‥らしい。

そんな鑿を使い僕は一つのボウルを現在彫っている。もう四日もだ。

今週末に開催されるARTS&CRAFT静岡。
恐らく作品はそれほど持っていけないと思います。
華やかさ‥がないかも知れません 笑

もっていけない理由はそう、一つのボウルを鑿だけで彫っているから。
最近はほんの少しずつですが彫ることが速くなりました。
無駄な力云々だとか、それこそリズム良く制作できるように。

基本的に工作機器をもっていないので言っても鈍足制作
ですが、一ヶ月前より、はたまた10日前より‥と時間制作数が増えてきました。
最終的な形に影響しないとこは鑿でバンバカ削っちゃえる。要領が染み付いてきた。

が、です。

形もほぼ一緒です。うつわとしての機能も変わらない。
でも作る姿勢として、大袈裟に捕らえられるでしょうが自身と木塊との
話合い、みたいなものが希薄になってきてしまったと思うんです。

最初の頃の方が強いもん作ってたなと思ってしまいました。

今回静岡に持って行くものは“無駄に”手だけで彫ったもんばっかりかも。
‥可愛いものとか旋盤使ったものもありますが。。。

まだまだ落ち着いちゃいかんのです。
不器用な展示をしてみてもいいかな、と思った誕生日の朝でした。
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by yoshiaki-tadaki | 2012-04-04 05:29 | つらつら | Comments(0)