割れた板皿から小さな小さなスプーンを作る
今月17日に手創り市で行なわれる“ハギレ市”
ワークショップをするので、準備に追われています。
同会場内で僕のブースも出展するので、
別で作品も制作しています。
(当日はいつものお手伝いさんが店番です)
部屋にあるハギレを探していると、割れや折れ、穴の開いた
道具になりきれなかった者達の方に目がいってしまいます。
極端なことを言えば、ハギレを用いたワークショップの良さは
一度暗がりにしまいこんだモノに光を与える事だと思います。
更には作家が生きた時間の滴、“無駄のないハギレ”
なるものを使い、伸びやかに制作する。
ブースでは、僕のハギレを使った道具を中心に持っていきます。
価格も低価格。普段はあまりやらない“再生”作業は
ある種のリハビリだと感じました。
リハビリだから、気軽な気持ちで販売します。
近くにいらっしゃる方は覗きに来てくだされば幸いです。